「世にも稀なる蝦夷屏風」 松浦武四郎が書簡・領収書類を屏風に残した理由

こんにちは。アート英語学苑、海住です。

2016/10/04

三重県生涯学習センター3階まなびい場情報コーナー「みるシル」で、

松浦武四郎記念館主任学芸員山本命さんによるセミナーが開催されました。 

松浦武四郎はなぜ、膨大な書簡・領収書類を屏風に残そうとしたのか?


答 : だって、巻物にしたら、持ち運びが簡単にできちゃうから、近所の人が「ちょっと貸して・・・」とか行ってもってっちゃって、そのまんま「あ~、ごめん!なくしちゃったあ!」とかってことになるだろ!だから屏風でなくちゃいけないんだよ!


と、松浦武四郎さま御自身が、甥っ子に厳命した書簡が残っているそうで、

なのに、なのに!

そこまで言われたのに、

屏風がデカすぎて、部屋に入りきらないからって、

武四郎さんから送られてきた書簡の半分は、

巻物にしちゃったんだって!

幸、無事残っているそうだけど、


ということで、

世にもめずらしい蝦夷屏風、

現在、

松浦武四郎記念館で展示中だそうです。