英語上達の秘訣  (91) 英検大幅リニューアル

こんにちは。アート英語学苑です。


英検が、

大、大、大リニューアルされます!!!!!


たいへんだあ!!!!!


今まで通りの対策じゃ間に合わないよ!!!!!


下の級から順番にみてみましょう。


<5級・4級>

新たにスピーキングテストが導入されます。

ただし、合否判定は筆記のみで行い、

会場へ行って受ける面接試験方式ではなく、

インターネット上でサイトにアクセスして受験する方式。

受験日は、一年間有効とのこと。

自分のスピーキング能力を証明する機会が増えると考えると、

喜ばしいリニューアルですね。


<3級>

改訂なし。

(なぜだ?3級は完成されたテスト形式だったのか???)


<準2級>

長文の空所補充問題を、単語一個ではなく、熟語等、複数の語句から選ぶ方式に変更。

おお!よかった、よかった。

準2級の空所補充問題、すごく解きにくかったんだよね。


<2級>

新たに、ライティングテストが導入されます!!!!!


与えられたトピックに対し、100語程度でまとめる問題。

代わりに、語句整序問題はなくなります。


これは!

大改訂ですね。

自分の力で英作文する練習を積んだ者しか、合格しないということだ。


さらに、筆記試験の時間が85分に延長!

2級は確実に難しくなるぞ!!!!!


<準1級>

ライティングが難化し、語数も150語程度に増加。

今までのメール形式はちょっと優しすぎたからね、

いいんじゃないでしょうか。


<1級>

ライティングが難化。


<リニューアルのポイント>

英語の4技能について、

全級でユニバーサルなスコア尺度を導入し、

グローバル化に対応。

おそらく、

海外の高校、大学等の入試に使えるよう、

国際基準を満たすものにしていこうという取り組みだと思われます。


<感想>

今まで、2級が易しすぎ、準1級とのレベルの差が開きすぎていたと思うので、

自由英作文が取り入れられたことで、

2級が取りにくくなることはいいことなんじゃないでしょうか。

大学の推薦要件に、

英検2級合格という項目がある大学が多いけれど、

センター7割くらい取れる生徒なら2級は受かってしまうので、

2級の価値が下がり、

差別化しにくかったので、

英語が得意な生徒にとっては朗報。

ただ、

英語の勉強をほぼ、暗記に頼っていたような生徒は、

語句が与えられた整序問題は得意だけど、

内容から自分で考えなければならない自由英作文は苦手とするので、

英検受験を尻込みしてしまうことも考えられる。


このリニューアルで、

英検スコアを留学等で使えるようになると、

高いお金を払ってTOEICやTOEFLを受験する必要がなくなるので、

ホント、朗報だと思う。


みんな!

がんばって英検取ろうぜ!!!!!



アート英語学苑でした。