英語上達の秘訣 (52) 宿題が終わらない時に絶対やってはいけないこと

こんにちは。アート英語学苑です。


進学校に多いのですが、

週末や長期休暇に、

どう考えても無理だろ?という怒濤の宿題を投げてくる先生がいます。


いや、
人生、
英語だけやってりゃいいんだったらやるけどさ、
オレたち忙しいんだよね、
いろいろと・・・


と、キッパリ!言い切れる人はいい。


堂々と宿題放り出して、

人生謳歌していればよろしい。


そのかわり、

休み明けテストの点が悪かったり、

提出物出してないとブチブチ怒られるけど、

怒られるってのも、

慣れればどってことはなく、

先生にガミガミ怒られてる間、じっとうつむいて反省してるオーラを醸しだし、20分くらいガマンしてれば先生も忙しいんで適当なところで終わってくれます。

ちなみに、

怒られてる間、神妙な表情を保つ練習というのは、

その後の人生で、

英単語の知識よりもよっぽど役に立つぞ。

謝罪のうまい人間は、

出世するから。(テレビの謝罪会見を見てみろ。元優等生ほど謝り方が板についてなくてみっともないだろ?ああいう大人になってはいけない)


ということで、

別に、宿題を犠牲にしてまで打ち込むほど人生忙しくない人や、

人に怒られるのが耐えられない人は、

イヤイヤながら宿題やらざるを得ないわけですが、


やるんだったら、
ちゃんと自力でやれ!
解答を写すな!


そういうせこいことやると、

結局、

膨大な時間かけて写す労力(プラス、大量のシャー芯)がいるわりに、

何も頭には残らず、

時間の無駄に終わってしまう。


自分は人間コピペマシーンになりないのか、よく考えたほうがよろしい。


さらに、

解答丸写しよりももっとやってはいけないのは、


親に宿題やってもらうこと。


小学生じゃあるまいし、

中学、高校になってまで、

親が子どもの宿題やる?って思うでしょ?


やってるお母さんがいっぱいいるので、

びっくりする。


もっとすごいのは、


おばあちゃんに宿題やってもらった。


おばあちゃん、

大丈夫っすか?


私も実際、

シャーペン使えないので鉛筆使って書いたおばあちゃんの字を見ましたが、

漢字の止め、はねが本格的で、

あまりにも達筆すぎて、

先生にバレバレだな。


しかも、

おばあちゃん、

スペルが間違ってるとかで、

孫に怒られ、

ノイローゼになっていた。


昔の英語と今の英語はだいぶ、違うからね。


たかが宿題と思うかもしれないが、

親が子どもの宿題を手伝うというのは、

実は、

重大な問題にと発展する可能性をはらんでいて、


宿題できないなら、

正直に先生に怒られるべきなのに、

そこを家族の見栄でごまかすと、

子どもは、

ズルして実際の自分よりもよく見せられるということに慣れてしまい、

学校でありのままの自分を出すことができない。

子どもにとって、

家より長い時間を過ごす学校で仮面をかぶっているというのは、

相当な苦痛なわけです。


逆に先生の側からすると、

問題(例えば、本当は数学はチョー苦手であるとか)を家族ぐるみで隠蔽されているわけだから、

問題の芽を小さなうちに摘むということができなくなってしまい、

相当問題がデカくなるまで放置されてしまう。

やっぱり、

問題解決にはタイミングというのがありますから、

受験ギリギリになって言われても、

どうしようもなくなってしまう。


それに、

宿題を手伝うお母さんの話を聞くと、

子どもがかわいそうで手伝ったというよりは、



学校の先生が出したしょーもない宿題やってる暇あったらもっと受験で役立つ塾の宿題やっててほしい。


とおっしゃるわけです。


ま、それも一理あるが、

だからといって、

子どもの宿題手伝う理由にはならないよね。


それに、

夕食の食卓で、

堂々と学校の先生をコケにしてどうする?

もしも私が担任の先生だったら、

そういう生徒の内申にいいこと書いてやろうとは思わないぞ、たぶん(ええ、私は心が狭いです)


・・・ということで、本日の結論:



学校で出された宿題が多すぎてできないとか、
あまりにもしょーもなくてやる意味がないと思うなら、
やらなければよろしい。


え?提出しなければならないって?


だったら、

わかんないフリして、

ところどころ、間引いて白紙で出すってのはダメ?


(結局、まじめにやるのが一番得策だという結論に落ち着きました)


とにかく、
解答丸写しと親にやらせるのだけはやめろ!



アート英語学苑でした。