英語上達の秘訣 (54) 過去の栄光

こんにちは。アート英語学苑です。


毎年、

学年に一人は、必ず、


えっ?○○クンが落ちたの?
あの真面目な○○クンが・・・


という、

不幸な番狂わせがあります。


そういううわさは、

「真面目すぎて、本番に弱かったようだ」

という分析まで込みであっという間に広まり、

○○クン、

しばらく外出できない・・・


でも、

よくよく考えてみると、

○○クン、

本当に運が悪かっただけなんだろうか?


実は、

その徴候は、

あったんじゃないか?


「真面目だからきっと受かるに違いない」

「○○クンなら楽勝」


なんていううわさは、

結構無責任なもので、

単なる外野の「印象」に過ぎない。


そしてその「印象」は、

割と昔に作られたものだったりする。


極端な話、

「小学校の時、学級委員をしていたから」

なんていう、

化石のようなデータに基づいていたり、


そこまでさかのぼらなくても、

高1の模試で、

全国成績優秀者名簿に載ったことがあるとか、


そういう過去の栄光って、

一時的な手柄にすぎないんだから、

受験の時にはあんまり当てにならないだけでなく、


自分はやればできるんだ的な、

ムダな自信につながり、

肝心の追い込み時期に集中力が途切れる原因になったり、


成績がいい子というレッテルが邪魔して、

素直にまわりに助けを求めることができなかったり。



一番コワイのは、



ボクは賢いからこんな大学、受けないよ的なプライドが邪魔して、
レベルの高い大学しか受けられないこと。


・・・ということで、本日の結論 :


過去の栄光は忘れろ!



アート英語学苑でした。