英語上達の秘訣 (57) 「この問題はテストに出ますか?」という質問を続けていくと・・・

こんにちは。アート英語学苑です。


「この問題はテストに出ますか?」


という質問は、

塾の先生が一番よくされるもので、


それを当てる先生は「エライ!」とされております。


河合塾では、

センターに出る問題を当てた先生には、

金一封が出るというし。


ヤマをはるという意味ではなく、

大事なポイントは、

どの先生が作ったテストでも出るものだから、

そこをちゃんと押さえてくれる先生がいい先生だというのは、

間違いない。


が、しかし、


何から何まで、

「テストに出るか出ないか」

だけを突き詰めていって、

出るという確信が持てない問題はやらない、ということを繰り返していると、

効率よく勉強しているようには見えるけれど、

どんどん、

頭の中の知識は薄っぺらになってしまって、

早い話、

「タメ」がなくなってしまう。


「タメ」がなくなるとどうなるかというと、


ちょっと変化球を投げられると対応できない。


要するに、

余裕がないので、

少しでも範囲外の内容が出ると対応できない。


中学1年の教科書で、

家族の呼び名が出た(fatherとかmotherとか)ので、

husband (=夫)を教えようとしたら、


「夫」はまだ習っていません。


と言って拒否られビビッたことがあって、


調べたら、

ホントにそうで、

husbandは中2の教科書で出てくることになっていた。

「妻」は教えるのに「夫」は教えない文部科学省の区分けにも?だが、

教科書にのっていない単語は一個たりとも余分には覚えまいという強い意志を見せつけられ、

不覚にも撤退してしまったのだが(つまり、教科書に出てないんだったら覚えなくてもいいよと日和ってしまった)、


脳の容量ってハンパなくデカイんだよ、
覚えても別に損するわけじゃあるまいし、
チョチョっと覚えてしまおうぜ・・・


アート英語学苑でした。