英語上達の秘訣 (56) 時間をかけても正答率の上がらない問題は捨てよう

こんにちは。アート英語学苑です。


100点を目指すテスト(例えば、授業の始めに行われる単語の小テストとか)なら、

すべての問題に全力で取り組むのが基本、

だけど、

合格点をとればいい資格試験(英検とか)や、

上位数パーセントに入ればいい入試などでは、



時間をかけても正答率の変わらない問題を一秒でも早く見つけ出して捨てる能力


がとても重要。


一番もったいないのは、


他の問題を解く時間を犠牲にしてまで全力で取り組んだ問題が、
結局答がわからず、
×になってしまったこと。


その問題の得点がなかっただけでなく、

早めにその問題に見切りをつけて、

別の問題を解いていれば取れたであろう点数まで失っているわけだから、

二重の痛手。


後から考えると、

ああ、この問題は捨てるべきだったよなあ~ってわかるんだけど、

その時は、

妙に熱くなってしまって、

がんばれば解けると思い込んでいたんだよね・・・



入試でこれをやらかしてしまう人は、

ふだんから、

同じようなことを繰り返していて、


試験勉強で、

ノートづくりにばかり時間をかけて、

肝心の暗記に全然時間が足りなかったとか、


要するに、

バランス感覚に欠けている。


自分のやり方を貫くことは、

人生全体を考えた時には、

決して悪いことではない。


だけど、

限られた時間内に、

最大限の点数を取らなければならないという闘いの時に、

自分の人生のスタイルを貫くのは、

正しいことなんだろうか?


大学に合格してから、
ゆっくり人生のスタイルを確立してもいいのでは・・・???


・・・ということで、本日の結論 :


あ~、これは解けないわ、と思った問題は、
即、捨てろ!


アート英語学苑でした。