長尾オルガンと江戸のひな人形

こんにちは。海住です。


2016/02/27夕刊三重に、

「宝永年間の江戸びな」の記事が載っていて、


宝永年間とは、

1704~11年だから、

今から約300年前。

そんな年代物のおひな様が、

松阪市内にあると知り、

いてもたってもいられなくなり、

お宅訪問してきました。


これが、そのおひな様で、

ここに出してあるのはごくごく一部で、

まだまだたくさんしまってあるのだとか。


手がもげてしまったり、

服が破れてしまったりしたものも多いけど、

一点物のお人形の表情がとても上品で、

やんごとなきおひな様だということがうかがえます。


そして、

おひな様の隣には、

オルガンが。

長尾オルガンといって、

松阪で作られたもの。

こちらもかなり年季が入っているけれど、

ちゃんと音が出ました。

今でも、

近所の子ども達が時々弾くんだって!

すごいな、

弾きたいな。


紹介してくださったのは、

岩崎さんとおっしゃるとても上品な方で、

御年95歳、

今も月2回、

松浦武四郎記念館にお勉強に出かけられるのだとか。

ああ、こんなおばあちゃんになりたいと、

素直に憧れました。


おひな様を出すだけで、

3日かかるそう。

旧暦に合わせているので、

まだしばらく飾っていらっしゃるそうです。


海住でした。