英語上達の秘訣 (37) ノートに教科書の本文を写す意味
こんにちは。アート英語学苑です。
ノートに教科書の本文を書き写すということは、
今の中学生のお父さん、お母さんが中学生だったころは、
予習の基本だったのですが、
今では、
「努力目標」くらいで、
「義務」ではなくなりました。
穴埋めで、
新出単語の意味さえ埋めていけば、
本文訳があっという間に完成してしまうという、
ドラえもんのノート?みたいなワークができたので、
それをやればいいという学校が増えたのです。
たしかに、
ワークのほうがきれいだし、
見やすいし、
何が重要な単語か、
あらかじめ選んでくれているから、
さくさく勉強がすすんでいいよね。
だけどね、
先生、
これはひじょーに問題ありだと思うんだ。
なぜなら、
中学校で本文を写さないことに慣れてしまった人は、
高校に入った時、
絶対、
英語のノートを作らないんですよ、
え?
じゃあ、どうするのかって?
教科書の本文と本文の間のせま~いすき間に訳をチョコチョコ書いて済まそうとするんだな、これが・・・
お前ら、
それだけはやめろ、
だいたい字がちっちゃすぎて、
読めないだろうが?
え?
先生と違って僕らは老眼じゃないから読めますって?
じゃあ、
なぜ、
テストで、
あんなにたくさんケアレスミスをかますんだ、え?
ふだんから、
広い空間に、
わかりやすい字でスペルを書く練習をしていないからだろうが、え?
ということで、
教科書の本文は、
一度でいいからノートにちゃんと写して、
本文訳は、
ノートのひろ~い空間に、
読みやすい字で書こう。
それを、
「予習」
という。
アート英語学苑でした。
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