合格小論文の秘訣 (7) 大学にウケそうな内容を書くと受かる?
こんにちは。アート英語学苑です。
推薦入試では、
ほぼ、すべての大学で、
「志望理由書」の提出を求められるか、
「小論文」の試験が課されます。
やる気重視で合否を決めるのが「推薦入試」だから、
当然だよね、
どれくらいうちの大学のことをよく知っていて、
どれくらいうちの大学のことが好きかを語ってよ、
それによっては、
高校時代の成績がいまいち?でも、
将来性をかって合格させてあげるよ、
そういうことなのですが、
よくやってしまうのが、
大学の「募集要項」を読んで、
そこに書いてある大学のモットーみたいなものをコピペして、
それを志望動機にしちゃうパターン。
結局、
自分がその大学で何をやりたいか、なんて具体的に何もなくて、
ただ単に、
点数が足りて受かりそうだから願書出してますってのが、
バレバレなわけだ。
さらに、
他人の書いた文章をコピペするというおまけまでついている。
大学の募集要項だよ、
その大学の先生達が書いたに決まっているよね?
その先生達が読むであろう小論文に、
もしかしたら、
その先生が書いたのかもしれない文章を書いちゃうなんて、
アウトだよ。
そこまでいかなくても、
自分の言葉じゃなく、
誰かえらい人がどこかで書いてた文章を、
そのまま書いてしまうというのは、
ついついやってしまいがちで、
医学部志望の生徒で、
医師不足の現状をえんえん書き、
だから自分が医者になりますという結論を書いた人がいたが、
医師不足を解消する手立てを考えるのは、
国のお仕事で、
自分一人が医者になったからといって解消できる問題ではない。
それより、
自分はどういう医者になりたいのか、ということを、
大学の先生は読みたいのではないかと思うのだが、
ついつい、かっこつけちゃうんだよねえ・・・
医師不足の現状を知ることは大事だが、
それを大学のその道のプロの先生たちに、
ボクはこんなによく勉強してますということをアピールしても、
たぶん、あんまり効果はないんじゃないか?
志望理由書に何を書くかというのは、
とても大事なことで、
そこでしか、
自己アピールはできないのだから、
最大限、
自分のことを知ってもらうために費やすべきで、
こういうことを書けばウケるだろうなどという、
安易な気持ちで書くべきではないと思うが、
どうだろうか?
アート英語学苑でした。
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