英語上達の秘訣 (45) 受験が生きがいのお母さん
こんにちは。アート英語学苑です。
受験というのは、
当然、
受験生本人の問題なのですが、
お金(=学費)の問題もからんでくる関係上、
家族の問題でもあります。
最初は、
受験に乗り気じゃなくて、
行きたい大学なんてないもん、なんていってるやる気のない子どもにハッパをかけるため、
やむにやまれず大学のホームページをネットサーフィンしているだけだったお母さんが、
いつの間にか、
受験オタクに豹変し、
大学の偏差値、受験日、最寄り駅、周辺の不動産の相場、学食のメニューに至るまで、
ありとあらゆることを調べ尽くし、
どこそこの大学にできた新設学部は、
知名度低いから穴場だよ、なんて裏情報?を仕入れていたりなんかして、
お母さん、
なんだったらご自分がもう一度、受験したらどうですか?
基本、
家から通える学校の中から選ばざるをえない高校入試と違って、
大学は、
いわば、全国区だから、
調べれば、いろんな情報が出て来て、
ここなら、
数学が苦手のうちの子にも有利なんじゃないかしら、とか、
考えていると、
胸がふくらんで、
お母さん自身がすごくウキウキしちゃうんだなあ・・・
そのこと自体はありがたいことなんだけど、
実際、
大人が調べた方が現実的な目線で見るから、
ただ、
家に帰るたびに、
新しい大学の情報を手に入れて、
それをわが子に伝えたくてうずうずしてるオカンが待ってるって、
ある意味、
プレッシャー。
それに、
大学の情報をいくら仕入れたところで、
合格可能性は一ミリも上がらない(合格可能性は受験生自身の学力が上がらないとダメ)のに、
アマゾンでポチっとお買い物する感覚で、
ここなら環境もいいし、試験科目もあなたに合ってるからいいと思うわ!
とか、
目をキラキラさせながら言われてもね・・・
そこで、
まだ受かってもいない、
受験してもいないのに、
どの大学にするかで、
親子げんかが始まり・・・(以下略)
お母さんの意見もとても大事、
だけど、
お母さんといっしょに盛り上がって、
すっかり受かった気になって、
勉強がおろそかになったら、
本末転倒。
受験はあくまで自分のもの。
親に振り回されて気が散らないよう、
気を引き締めて最後まで乗り切ろう!
アート英語学苑でした。
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