英語上達の秘訣 (62) 進路選択の3パターン

こんにちは。アート英語学苑です。


進路選択には、

次の3パターンがあります。


1 偏差値型 : とにかく、行ける限り、偏差値の高い大学を目指す。

2 資格型  : 自分の好き嫌い、向き不向きを無視してでも、将来の職業選択に直結した資格の取れる大学を目指す。

3 趣味型  : 単純に好きな大学、行きたい大学を目指す。


とにかく勉強がんばって、行ける限り偏差値の高い大学を目指すというのは、それはそれでひとつの生き方で、

学校の先生や親の応援も得やすいし、

点数が伸びていくのを見るのは、

一種のゲーム感覚で、

すごく楽しい。

将来?

大学入ってから、

ゆっくり自分の適性を見極めればいいし、

がんばって受験勉強くぐりぬけてきた学生と切磋琢磨していくうちに、

新しい出会いもあり、

人生広がっていくからね。


将来つきたい職業を最初に決め、

それに必要な資格を取るために大学に行くというのも、

すごくわかりやすくていい。

4年間がムダにならず、

目標に向かってがんばる姿勢は、

先生や親の支援も得やすいので、

受験勉強もスムーズにいく。

苦手科目があるとキツイけど、

それも、早めに手をうってがんばれば、

克服できない苦手なんて存在しない。


問題は、

点数、資格に関係なく、

なんとな~くこの大学がいいなあ・・・という人で、

いまいち、

動機がはっきりしないので、

周囲を説得する決め手にかけ、

親や先生の猛反対を受けることもあるし、

(「そんなとこ行ってどうするのよ!」「就職ないわよ!」とか)

第一、

本人の受験勉強が、

そこまで一生懸命やってる感がないので、

いつまでたってもE判定とか。


うん、

どうすればいいんだろうねえ・・・


だけど、

人間、誰もが、

「出世したい」「偉くなりたい」「お金儲けがしたい」「世の中の役に立ちたい」

と思っているわけじゃないんだ。


「オレは好きなことができればそれでいい」

「いや、好きなことと言わず、イヤなことをやらずに済めばそれでいい」

「できれば、一年のうち、数ヶ月は遊んで暮らしたい」


そんな人は、

人と競争することなく、

点数にこだわることからもなるべく距離をおいた人生を選ぶ権利がある。


そういう人がいっぱい集まる学部はあるし、

そんな人のため、

推薦入試やAO入試も準備されている。


・・・ということで、本日の結論 :



競争するだけが受験じゃない。



アート英語学苑でした。